大阪弁がなくなる!?消滅危機言語と言われている大阪弁

みなさん、こんばんは。ぴよこよ。
年末が近づいて来たわね。
また1年が終わろうとしている現実にぞっとしているわ。

 

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大阪弁が消滅危機言語と言われていることを、あなたは知っているかしら?
これは現代ビジネスに掲載された、木部暢子さんという方の記事。

「大阪弁は消滅危機言語」」という意外な現実

で、知ったことなの。

 

 

  • 大阪弁が消滅危機ってどういうこと?
  • 大阪弁が消滅したら何が困るの?
  • 大阪弁を守るためにはどうしたらいい?

 

 

今回は、大阪弁ネイティブスピーカーの私が、大阪弁が消滅危機言語であるということを考察していくわ。
私なりにでた結論、それは…

大阪弁が消滅危機にある理由は、ネットの発達!

 

 

 

 

 

大阪弁が消滅危機言語ってどういうこと?

 

まず、大阪弁ってどんなイメージかしら?

 

  • テレビでよく聞く!
  • 「もうかりまっか?」「ぼちぼちでんな!」は挨拶
  • ガラが悪い etc...

 

他府県民の人にとってはこんなイメージじゃないかしら?
私はネイティブ大阪弁スピーカーだから、やっぱり大阪弁はとても親しみやすく感じるわ。

 

でもテレビを見ている限り、あまり良いイメージではなさそうね。
刑事もののドラマだと、大阪弁を話している人は大体悪い役よね。
しかも事件の黒幕とか大きな組織のリーダーみたいな、物語の核心をつくような役ではないのよね。
たいてい下っ端のチンピラとか、ずる賢い共犯者とか。

 

なんというか…せこい役の人が大阪弁を喋っている印象ね。
せこいって、みんな意味分かるかしら?
ずるいとかそういう意味なんだけれど、ずるいともちょっと違うのよね。
微妙なニュアンスを伝えられないのがもどかしいわ…!

 

こう見ると、大阪弁、というか大阪人はやっぱり“せこい”と思われているようね。
大阪弁はあまり良いイメージがないみたい。

 

それでもテレビで使われているところはよく見るし、「なんでやねん」とかは大阪弁を普段話さない人達でも使うんじゃないかしら?
そんな大阪弁が消滅危機言語だなんて、ちょっと不思議よね。

 

私がこの事実を知ったのはこの記事がきっかけ。

 

gendai.ismedia.jp

 

いわゆる”コテコテの大阪弁”を使う若者がいなくなった、ということから、大阪弁は消滅危機言語になった、と書かれているわ。

 

例で出ていたのが、「こーてもろーた」。
ひらがなで書くとなんかちょっとアホっぽいわね。
あなたはこの言葉の意味が分かるかしら?

 

正解は「買うて貰ろうた」→「買って貰った」ということ。

 

確かにこう言われると、大阪弁スピーカーの私でもこの言い方は使わないわね。
辛うじて「こーて」は使うくらいかしら。

 

ただ、使う場面は限られているわね。
親とか身内相手には使うけれども、友達相手には使わないわ。

 

別に意識して使い分けているのではないけれど、理由を考えるとやっぱり”大阪弁のイメージ“が原因ね。

 

大阪弁は、私は親しみやすい印象だけれど、それがかえって乱雑に聞こえることもある。
だから時と場合によって使い分けているの。
先にも書いた通り、世間的には大阪弁は”ガラが悪い”とよく言われる方言。
大阪の南の方になると、私でもキツい大阪弁に聞こえるわ。
こうした”キツさ”をなくすため、”コテコテの大阪弁”が減ってきたのね。

 

 

 

大阪弁が消滅したら何が困るの?

 

テレビドラマやアナウンサーが使う言葉は標準語よね。
なら、標準語を話せればいいと思わない?
だけどそうとも限らないの。

 

言葉はその土地・そこに住む人たちの文化的背景があって出来上がるもの。
だから、大阪弁がなくなると、大阪の文化が衰退してしまうことに繋がるわ。

 

例えば大阪人がよく使う「シュッとしてる」。
これ、素敵だな〜とかスタイリッシュだな〜っっていう時に使うの。
だからといって素敵ともスタイリッシュとも違う。
シュッとしてる、はシュッとしてるだから、説明するのがとても大変。

 

大阪弁がなくなれば、こういうふうに標準語で説明するのが難しい言葉はなくなってしまう。
すると、大阪から「シュッとしてる」を理解できる人がいなくなる。
そして大阪からシュッとしてる人そのものがいなくなってしまう。
つまり、言葉が消えると、言葉だけではなく、その言葉が表すものも消えてしまうの。
これは悲しいことよね。

 

言葉はその土地の文化や習慣から自然的にできあがるもの。
それは、先人たちの生活様式を記録するものでもある。
先人が残してくれたものがあるから、私たちは自分のルーツを知ることができる。
言葉がなくなり、言葉が表すものがなくなるというのは、自分たちのルーツを失うことにもなるのではないかしら。

 

 

大阪弁を守るにはどうしたらいい?

 

じゃあ、大阪弁を守るにはどうしたらいいのか、私なりに考えてみたわ。
私が導き出した結論は、もっと大阪弁を話すこと。

 

ネットが発達して、言葉ではなく文字でやり取りをすることが増えたじゃない?
それによって、口で話さなくても大体のことは文字で伝えられるようになった。
つまり、対面で直接話をするコミュニケーションが少なくなったの。

 

不特定多数の人が見るネット上となると、なぜだか方言ではなく標準語で文字を書いてしまうってこと、あなたはないかしら?
私もブログやTwitterでは標準語(しかもちょっと変)を使っているしね。


ネットの発達によって直接顔を合わせず、しかも口ではなく文字で会話をする機会が増えたわ。
そのため、大阪弁より標準語を使う機会が増えた。
だからこそ、大阪弁よりも標準語の方が慣れ親しんだ言葉になったんじゃないかしら。

 

地方から出てきているのに、いつまで経っても方言が抜けない人、あなたの周りにいない?
そういう人って、よく喋る人が多くないかしら?
そういう人たちは、文字よりも口で話すことが圧倒的に多い人。
口で話すなら標準語よりも方言の方が話しやすいのは当然だから、方言が抜けないのだと思うの。
明石家さんまさんが何十年東京に住んでいても、関西弁が抜けないのも納得よね。

 

 

もっと大阪弁を話そう!

 

方言が消滅してしまうと文化が消えてしまう。
それももちろん大変なことだし、重要視されるべきことだと思う。
けれども、それよりも対面でのコミュニケーションが減ってきていることも重要視するべきだと思うの。

 

私も文字を使って言葉を届けることをしているから、ネットの発達を否定するわけじゃないわ。
一人が好き、コミュニケーションが面倒という人がいるのも分かっている。
だけど、人と人との繋がりが減ってきて、希薄になってしまうのは寂しいことだと思うの。
せめて身近にいる大切な人たちには、文字ではなく自分自身の言葉を届けたいわね。

 

 

 

ここまで読んでくださってありがとう。

それでは女子のみなさん、ごきげんよう。