アラサー女子、もがき記録

彼氏なし、貯金なし、余裕もなしのアラサー女子が人生を豊かにするためにもがき続ける記録

夜は短し歩けよ乙女 原作→映像化について

女子のみなさん、こんばんは。ぴよこよ。

以前ブログでメルカリを始めた、というお話をしたのだけれど、覚えて下さっているかしら

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で、そのメルカリなんだけれども、売上が1万円目前にまでなったわ!

読まなくなった本をコツコツ売っているけれど、単価が高いものはお化粧品ね。
固形の石鹸なんて1つ千円以上で売れるものもあるから、お家に眠っているものがあれば売ってみてはいかがかしら?

 

 

さて、今日は以前紹介した「夜は短し歩けよ乙女」のアニメ映画を見たからその感想よ。

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深夜に地上波で放送されていたんだけれど、みなさんは見たかしら?

私は関西圏だから見ることができなかったの…!

痛恨のミスよ…!もう何日も前から楽しみにしていたのに…!

だからレンタルDVDショップに行って借りてきたわ!

あの可愛い黒髪の乙女が、あの自尊心の高いイケてない先輩が。

しゃべって動いていたんだから、なんだかすごく嬉しかったわ。

今回はこの「夜は短し歩けよ乙女」を見たうえで、原作→映像化に関するお話をさせて頂くわね。

 

 

まず映画自体だけれど、あの独特の絵の雰囲気がお話に出てくる不思議で個性的な人たちととても合っていたと思うわ。

普段ならああいう絵や色のタッチは苦手なんだけれど、このお話ならとても好感を持てたの。

それに声優さんたちもキャラクターに合っていて素敵だったわ。

星野源さんの声も、ネット上ではあまり評判が良くなかったみたいだけれども、私は「逃げ恥」の平匡さんを思い出したわ。

先輩の黒髪の乙女へのこじらせ具合をとてもお上手に表現されていて。

こじらせ男子の叫び、みたいなものを口にさせたらきっと日本一だと思うの。

 あと私的には羽貫さんが最高だったわ。酒豪具合がとても気持ち良かった。

 

ただ残念なところがいくつかあったわ。

まずはストーリーなのだけれど、李白氏との飲み比べ、古本市、学園祭、風邪、全部が一夜での出来事として描かれていたの。

あれだけのお話を一夜にまとめてしまうのはもったいないと思ったわ。

一夜のことでまとめてしまうと一つ一つのお話が短くなってしまうじゃない?

そうなると、小説を読んだ人じゃないと分からないようなことが出てくるのよね。

「あれ?冒頭のあの会はなんの会?」「古本市の神様ってなに?」とかね。

お話の端々が飛んでしまうから理解したり、内容についていったりするのが大変なのよね。

 

あとキャラクターデザインだけれど、2つ言わせて。

なんで樋口さんあんなに顎でかいの?

なんで古本市の神様の少年はもっと可愛くないの??

せめて見た目の描写があるキャラクターに関しては、原作に沿って描いて欲しいわ。

特に樋口さんは原作の最後のページにイラストがあって、めちゃくちゃイケメンに描かれていたのよ。

そこにときめいて映画を見た女子も多くいたはずよ!(私もその一人よ)

しかも声優さんがワンピースのゾロと同じ人だと聞いたら、男性でさえも期待していたと思うわ!

なのになんであんなに顎がでかくなったの???

 

最近の連続ドラマだと、漫画原作のものが多いわよね。

映画も漫画原作のものが増えてきている。

最近だとあのポケモンも実写化されたわ。

けど、私は何でもかんでも映像化したらいいというものじゃないと思っているの。

なぜなら、特に小説に言えることなんだけれど、想像の余地を持たせることが読者に自由を与えると思うから。

どういうことかと言うと、”キャラクターに対する期待”、”世界観に対する想像”という2つの観点から説明するわね。

 

まず1つ目だけれど、これは特に漫画→実写化となった時に顕著にみられるわね。

原作→映像化って色々パターンがあるけれど、私は小説→映像化が一番読者に受け入れられやすいと思うの。

原作だけの段階だと文字からの情報しかないから、読者の頭の中にはぼんやりとしかビジュアルのイメージがないでしょ?

それが漫画→アニメ化、漫画→実写化になると、もともとの原作ファンにはもう確固たるイメージがあるから、そのイメージにそぐわなかった場合、拒絶反応がすごいと思うの。

「このキャラこんな声じゃない!」「このキャラはこんな動きしない!」という感じね。

こうすると、もともとの原作ファンが離れていく可能性もあるわよね。

読者にはそれぞれの「キャラクターに対する期待・イメージ」がある。

このキャラが実際に存在したらきっとこういう顔で、こういう声で、こういうお店に行って、こういう服を着る。

ビジュアル化されたものだとより具体的にイメージしやすくなるから、実写化されてどこか一つでも違うと一気に期待値が下がってしまうのよね。

小説でも「この登場人物はこんなバカっぽい話し方しない!」と思うこともあるんじゃないかしら?

 

2つ目の”世界観に対する想像”というのは、その作品の中の世界はどんな世界なんだろうと妄想することよ。

今回の「夜は短し歩けよ乙女」は、舞台は京都なんだけれど、3階建て住居の列車が出てきたり、大きな像のお尻の展示があったり(アニメには出なかったけれど)、風邪の竜巻が起こったり。

京都と聞くだけでは想像できないような描写がたくさん出てくるわ。

その描写を読んで読者は妄想を膨らませるの。

小説好きの人って、お話を楽しむのと同時に、こういった妄想も楽しんでいるんじゃないかしら。

そこに映像をつけてしまうことで、読者が馳せた妄想にある意味正誤を与えてしまう。

そうすると読者は「あれ?」と思ってしまうのよね。

これはキャラクターに対する期待と共通してるのだけれど、世界観に関してはもう1つ。

ストーリーが省略されてしまうことによって、余計な設定がついてしまったり、物足りなさが出てしまう。

そうすることによって、原作が持っていた世界観が崩れてしまうと思うの。

今回のお話で一番残念だったのが、パンツ総番長のお話ね。

原作ではとても一途な彼が素敵だったのに、映画ではただの惚れっぽい人みたいになってるわ。

それはとても残念だったし、そこに絡んでくる学園祭事務局長も原作の方が断然素敵だったわ。

 

以上のことから私は何でもかんでも映像化することに反対しているの。

映像化する作品、キャスト、シナリオは吟味して選ぶべきだわ。

それでも実際に映像化されたものを見てみると、素晴らしい作品もあるのも知っている。

だから映像化に対して批判したいわけではないということだけ分かっていてほしいわ。

今回の「夜は短し歩けよ乙女」も、残念なポイントもあるけれどとても可愛らしいお話になっているから、興味がある人はぜひ見てみて頂戴。

夜は短し歩けよ乙女 Blu-ray 通常版 [ 星野源 ]

 

 

ここまで読んでくださってありがとう。

それでは女子のみなさん、ごきげんよう。