アラサー女子、もがき記録

彼氏なし、貯金なし、余裕もなしのアラサー女子が人生を豊かにするためにもがき続ける記録

恋のテクニックを学びたい女子へ!【花魁さんと書道ガール】

女子の皆さん、こんばんは。ぴよこよ。

 今日は天気が悪かったけれどいかがお過ごしだったかしら?

私は今日と明日がお休みだから、今日は部屋のお掃除とか整理とかして過ごしたわ。

平日の連休最高ね。

 

さて、今日ご紹介する本は恋愛で悩んでいる女子にぴったりな本よ。

この本を買った時のことをよく覚えているわ。

その頃は割と頭を使うようなちょっと難しい本ばかり読んでいたから、何も考えずにさくっと読めそうな本が欲しかったの。

「あれはああいう意味なのか!」と頭を悩ませなくても、読んで「面白い!」となる本。

そして恋愛要素も入っている本がいいと思って購入したわ。

 

 

∴花魁さんと書道ガール

著:瀬那和章

 

花沢多摩子は書道部に所属する大学1年生。服はやぼったく、化粧気もない、自他ともに認める地味女子。

書道がうまくなるのに関係ないから、と友達もあまり作らず、彼氏もいない。

ある日多摩子は、ひょんなことからおばあちゃんの家で桐の箱に大切にしまわれていた綺麗な簪を見つける。

その日の夜、多摩子はとても美しい花魁の幽霊・春風さんと出会う。

正体不明で何かにつけて意地悪な春風さんを成仏させる方法、それは「本物の恋を見せること」。

かくして”最強の恋愛アドバイザー・春風さん”として、多摩子と春風の凸凹コンビが、女子の悩みを解決するために奮闘する。

 

花魁の恋愛アドバイザーなんて、とても頼りになりそうじゃない?

吉原の女らしい江戸口調と歯に衣着せぬものの言い方がとても気持ちがいい。

それにお話の中ではたくさんの手練手管が紹介されているわ。

ネタバレになりそうだから手練手管の内容は書かないけれど、私の好きな”春風さん語録”はとても勉強になるから紹介するわね。

 

・「俯いて悩んで泣いて、それで恋をしているつもりかい。ただ可哀想な自分が好きなだけだろう。あたしは、そんなものを恋だとは認めないよ。」(p.82)

好きな男から”都合のいい女”扱いされていて、そのことを周りにからかわれているけれど、何も言い返せなかった女の子に言った言葉よ。

これ、グサッとくる女子もいるんじゃないかしら?そういう私もそのうちの一人よ。

近年では若者の恋愛離れや、草食系男子/女子なんて言葉も出てきて、恋愛に消極的な人が増えてきたわ。

きっとこの女の子のように、努力をせず、ただただ泣いている人もいるんじゃない?

だけど本当に相手が好きなら、泣いているだけじゃなくて相手を手に入れたいと行動するはず。

好きなら辛くても苦しくても歯を食いしばって相手と向き合うべき。

きっと春風さんはそう伝えたかったのね。

 

・「相手がいるから諦めるような恋なんて、初めからしない方がましだよ。自分で言い訳を作って諦められるような恋を、あたしは恋とは認めない。」(p.179)

好きな人の好きな人がとても美人で素敵な人だった。

それで諦めようとする女の子の話を聞いた春風さんが言った言葉。

正直賛否両論あると思うわ。

相手に彼女、ましてや奥様がいた場合、私は諦めるべきだと思う。

それでも吉原の苦界で生き、自由な恋愛ができなかった春風さんにとって、心から好きな人がいるのに諦めるということが理解できなかったのかもしれない。

ただ、どうしようもない状況の時は別だけど、自分の努力次第では報われる恋もきっとあるはず。

好きな人の好きな人がとても美人、という理由だけで諦めるのは、確かにもったいないわよね。

 

・「あんた、鼠に体の内側から齧られたことはあるかい?齧られたことなんかなくたって、きっと齧られたらこんな感じなんだろうなって思ったことはあるかい?それが、本当の恋さ。他人のために身を引けるようなものは、本物じゃぁない。」(p.182)

...想像しただけでおぞましいわね!!

春風さんに無理なダイエットを強いられて倒れてしまった女の子を見て、春風さんが言った言葉よ。

辛くて身もだえてしまうような、体中がぎゅっとするような、渇望するような、そんな思いが恋だということなのかしら。

恋って幸せな事、楽しいことだけじゃない。

他人を好きになり、他人と心を通わせるのだから、辛いことも苦しいこともたくさんある。

それでも相手と正面から向き合うことがきっと恋なのよね。

 

本当に正直に言うと、私は恋のことしか頭にない人を「恋愛が上手でも中身がパッパラパーなら意味がない」と冷めた目で見ていたわ。

だから身近に春風さんのような人がいたら、きっと仲良くはなれなかったと思う。

お話の中で多摩子ちゃんが「みんながみんな恋のためにすべてを捨てられるわけじゃない。」「好きになった人の幸せを大事にする人だっている。」と考えているシーンがあるの。

そういう考え方の方が私にとって合っていると思うわ。

不倫ニュースなんか見ていたら「その時の欲望のために全てをどぶに捨てた猿」とまで思う。

それでも、「これは!」と思った恋は、手放してはいけないのかもしれない。

努力をして、すがって、そうして手に入れた恋こそ本物の恋なのかもしれない。

(もちろん、それでも不貞はいけないわよ。)

恋に友情に悩む私たち。単純に楽しむだけの恋愛ができなくなった私たち。

そんな私たちにぴったりの一冊かもしれないわね。

続編も出ているみたいだしまた読んでみようかしら。

 

お話の中に出てくる手練手管だけど、本当にいろいろな種類があるわ。

例えば”自分の気持ちが本物だと相手に伝える方法”、”遊び人の彼を落とす方法”、”自分に自信をつける方法”

どれも必見だから、好きな彼へのアプローチ方法で悩んでいる女子は参考にしてみて。

 

 

ここまで読んで下さってありがとう。

それでは女子の皆さん、ごきげんよう。